アルピニスト野口健 富士山から日本を変える!

彦根店オープンにともない、住まいを通じてさらに我々が出来ることはないのかと考え抜いた結果、「環境」というキーワードが出てきました。そこでスペシャル企画として、野口健さんにチラシに載って頂こうと、野口健さんの書籍と過去のブログを全て読み、手紙を書きました。「OK」の返事が来たときは驚いたどころか、逆に血の気が引いた感覚になりました。「ノックすれば、扉は開くんだ」と思った瞬間でした。

アルピニスト野口健氏と桃栗柿屋 創業者・野々村が京都府宇治市の文京大学にて
対談を行いました。

当時環境大臣だった小池百合子氏から 「我が家の環境大臣任命証」を頂きました。 野口氏と小池氏は親しい間柄です。

スペシャルインタビュー

アルピニスト野口健

富士山から日本を変える!
これからも言い訳をしない男でありたい。

アルピニスト野口健さん。この方の行動力とエネルギーは日本を動かし、
世界をも動かし始めている。
まず、インタビューが実現し、皆さまに伝えられることに感謝したい。

アルピニスト野口健さんの思い

野々村

ご著書やHPを拝読して、本当に命がけだという事が分かりました。
どうしてそこまで出来るのですか?

野口氏

人間のためです。極端な話、地球環境を完璧に守りたいなら人類が滅びればいい。
私は人間と自然のセットで考えたい。人の生活を否定してまで、環境を守れと言うつもりはありません。

野々村

「富士山から日本を変える。」とは?

野口氏

世界的にも有名で、日本人誰もが知っている富士山を清掃するとなると、人も集まりやすいし、
メディアも取り上げやすくなる。そして、それをきっかけに全国各地域に清掃活動が広まっていき、日本全体にも変化をもたらす。富士山で起きている環境問題は全国どこでも起きているから、それを何とかしないといけないんです。

野々村

日本人みんなに、それぞれの地域の環境に対する意識が芽生えることになるのですね。地元の事は地元の人間が一番知っていますからね。それに一番に影響を受けるのも地元の人間です。
このような活動をされているとリスクが付きものだと思いますが。

野口氏

脅迫は多い。それだけでなく、ある夜、庭にいたペットが腹を切られて殺されたこともある。 リスクに立ち向かう覚悟は出来ていたし、あらゆる努力を惜しむつもりもない。
たとえ火だるまになろうとも、命を掛けて成し遂げたいと考えています。「たとえ火だるまになろうとも行政改革を成し遂げる」これは恩師である橋本龍太郎氏の言葉です。

野々村

現在の風潮について思うところは?

野口氏

そんなの関係ね~俺には関係ね~という変な個人主義が嫌いだ。
全てが関係しあって生きているのですから。責任を放棄している先生が多い気がする。
学校での講義が終り「野口さんのお話に生徒が釘付けになっていました。あんな真剣な生徒の顔、見たことがありません。ビックリしました。」と言ってきた先生に、私は「それはあなたが本気で生徒と向き合っていない証拠ですよ。」と思わず吐き出してしまった。そして、私の発言に唖然とする教師に何とも情けなさを感じました。

野々村

HPにナイフでイノシシの心臓をひと突きにした時、
感動したと書いていました。

野口氏

西表島での事です。その瞬間イノシシが射精したんですよ。
最後の意地というか、まさに 本能ですよね。命をつないでいくという執着です。 環境問題は結局、命をどれだけつないでいくかということなんです。 環境問題が進めば、命をつなぐことが出来なくなってしまう。 人間は命をつなぎ、生きることに必死になっていない気がします。

野々村

自殺のニュースや子どもたちをみていると、生命力という部分で不安になりますね。 私もイノシシのようでありたい。最後にメッセージを。

野口氏

最初から、誰もが環境への配慮が出来るとは思わない。私もそうだった。 しかし、きっかけがあれば、意識が芽生え、行動が生まれる。一人ひとりの 行動がやがて社会を動かす力になっていく。これを読んだ事をきっかけにして欲しい。 そして自分の言葉で自分の意見を言えるようにし、アクションにつなげて欲しい。

対談インタビューを終えて

今回は私自身にとっても、凄くいいきっかけになった。小学生の時、母に「あんなコンクリートで川を固めたら魚が住めないよ」と訴えていたのを思い出した。誰に教えてもらった訳でもない。魚を手掴みして遊び、その魚が翌日の父の弁当になっていたから分かったのだろう。
自分には何が出来るか懸命に考え、少しでも行動に移したい。

野々村は、環境NPO法人に入会をして、野口健さんの活動を支援しています。
皆さんにも入会をお勧めしたい。
そのお金で私たちが出来ないレベルの活動をして頂けるなら、
これ程ありがたい事はない。そして私たちも身近な所からコツコツと取り組んで行こう。

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